Vol.23 スタッフ編集後記

【元山 文菜】
今号は何とも春らしい表紙となりました。
内容も、お仕事特集から始まり…Co Co-Life☆女子部タレント部の始動!
そして、好評の街散歩では原宿のフォトジェニックスポットをまわるなど、
新年度を感じさせる企画となっております。
実際、今春より働き始める方も多いのではないでしょうか?
私自身、企業勤めとフリーランスの経験しか無かった為、
今号の制作を通じて作業所という「働き方」について
多方面より勉強させていただくことが出来ました。
タレント部の始動も含め、多様な働き方を前に、それぞれにある社会や組織の課題、
そして私たちが出来ることやすべきこと……
担当編集やライター達とも、かなり意見を交わし合いました。
きっと正解は無いけれど、ココライフ女子のあなたにとって、
今号も一歩踏み出すキッカケになれば良いなと思います。

【イトユカ】
今回、巻頭特集がお仕事と聞いて、コラムもお仕事の話に。
学生時代はほぼ週7でアルバイト、
社会人になっても定休日にアルバイトを入れていたくらい、
本当に働くことが趣味化していた私(笑)
病院では主治医から「リハビリして社会復帰して」と言われました。
その言葉には「施設を出て自宅で生活ができるように」という意味しかないことを
理解したとき、愕然としました。
そんな当時を思い出しながら、ちょっと泣きそうになりながら、書いたコラムです(笑)
超アナログ人間だった健常者の頃の私が、今の働き方を知ったら
ビックリするんだろうな。
改めてITの力ってすごいなって思います。

【榎本 佑紀】
『女子座談会』のライターと
『タレント事業開始』のwebページの作成を担当させて頂きました。
女子座談会では、「障がいと仕事のバランス」について4名の読者の方とお話しました。
4人のお話は大変興味深く、共感できる部分も多かったです。
自分の悩み相談にものって頂きました(笑) 初めての座談会、大成功で嬉しいです。
新企画であるタレント事業の撮影のお手伝い、物凄く楽しかったです。
「障がいのある人がメディアに出る」と言えば、24時間テレビがすぐに思い浮かびます。
しかしそれだけでなく、ドラマやバラエティー番組などにも
障がいのある人が出演すればいいのになぁ。私も出来ることで協力していきたいです。

【大江 恵子】
はじめまして!今回、ココライフに参加することになりました大江です。
広汎性発達障がいと双極性障がいの当事者です。
街へ出歩けば、年配の方から「障がい者が多くなった」というお話を聞くことがあります。
一方、若い方からは「ウツが続いているから、障がいかもしれない」等、
自ら障がいを疑ってみる人もわりと見かけるようになりました。
聞いてみると、世代が下がるにつれて障がいに対するイメージは
「見えづらいハンディ」も含まれている気がします。
あれほど遠かった障がいが、日常レベルまで浸透してきたんだな、と実感する毎日です。
よろしくお願いします。

【加藤 珠由】
今回は「女子会」の編集を担当しました。
編集担当は初めてだったので責任の重みを感じながら
編集者としての関わり方のプロセスを経験しました。
担当ライターのエノモトユキちゃんは責任感が強くて信頼できる、感性の鋭いライターさん。
座談会も表面的なトークで終らず、切り込んだ話ができ、新しいワードがいくつも飛び出す
活発な意見交換の場になったと思います。
「働くこと」関係で悩んでいる読者はぜひ読んでください、
心に響く言葉が見つかるかもしれません。
最後に、座談会参加者4名の皆さま、ホンネトークありがとうございました!

【桐田 さえ】
HP上で、ユニバーサルデザイン(UD)の連載を始めました。
1回目の記事はこちら「桐田さえのユニバーサルデザイン概論」
障がい種別や障がいのあるなしに関係なく、「みんな」で考えることを大切にしているUD。
そんなUDを広めようと活動されている方たちにお話をお聞きし、学んでいきたいと思っています。
少しでも多くの方にUDに興味を持っていただけるよう頑張ります!

【関 由佳】
今号は巻頭特集と街散歩を担当しました!
巻頭では、取材をしながら「仕事のプライド」をひしひしと感じ、
みんなカッコいいなと素直に思いました。
そして街散歩では、心温まる裏話が。
原宿のピザ屋さんに取材を依頼したところ、入り口にちょっぴり段差があったのに
取材依頼をした日にすぐ段差プレートを購入してくれたのです!
「気づきを与えていただいてありがとうございました」とまで
言っていただいて、その行動力に感動しました。
Co-Co Life☆女子部が取材する意義、というものを改めて感じた瞬間でした。
次号から、副編集長として、よりよい企画制作を進めてまいりますので
よろしくお願いいたします。

【長谷 ゆう】
今号では働き方をテーマにした特集と座談会ができてよかったです。
障がいや女子ならではの問題を理由に、やりたい仕事やキャリアアップを
あきらめていないでしょうか?
閉まっているようなドアでも開けてみよう。
分かり合えそうにない人にも話してみよう。
ダイバーシティ&インクルージョンの時代、
障がい者や女性を活用できない企業は生き残れないのです。
ただし制度が整っても、活躍するかどうかは私たち次第。
チャンスをもらったら、イエスと言いましょう。
法定雇用率が必要ない社会になるように、障がい者雇用を変えていきたいですね。

【守山 菜穂子】
2018年2月、「Co-Co Life☆女子部」が、タレント事務所を始めます!
アメリカでは、多くの障がい当事者がTVドラマや
歌番組、映画、雑誌、ファッションショー、CMなどに出演しています。
でも日本は、まだまだ。
私たちはそんな日本のエンタメ界に現実に一石を投じたく、芸能界で実績のある
スタッフとともに、本格的なタレント事務所を設立。
14名の契約タレントを最新号でお披露目しました。
私もタレントになりたい!プロのモデル、女優として活躍したいという方は
2018年6月2日(土)に東京で開催される第2期オーディションに、ぜひご参加ください。
詳細は タレント事業ホームページ をチェックして。

【渡部 あきこ】
今号は巻頭「見つけた!私の働く場所」を担当しました。
私は結婚するまで2社の特例子会社で働きました。
現在、運よく私が希望する条件と合う会社を紹介され、夫の扶養を外れ、
契約社員として働いています。
・幼稚園児のママということで、フルタイムの仕事はできない。
・下肢障がいでパートタイムの仕事は見つけにくい。
・障がい者雇用はほぼフルタイム。
など色々な葛藤がありました。
今の会社は、フルタイムではありますが、在宅なので、
幼稚園バスの送り迎えも問題なくできます。
巻頭では触れていませんが、主婦が仕事を始めようとすると、
様々な問題にぶち当たるのです。