本誌vol.32、コロナに負けず、制作中!

「Co-Co Life☆女子部」編集部は、2020年5月末発行のvol.32「夏号」を
現在、絶賛制作中!
その様子をちょっとお見せしますね。

コロナ感染拡大前
なんとか滑り込んだ、今回の取材

スタッフMが、このWEB記事を書いているのは2020年4月21日。
新型コロナウイルスの感染拡大により、東京で「家にいよう」が合言葉になってから、約3週間経ちます。

読者のみなさんは、いかがお過ごしですか。
「免疫や呼吸器に不安があるから、出かけるのが怖い」「病院に行けない」というお悩みをたくさん聞きました。

また「普段から家なので、あまり変わらないよ〜」という人も。編集部にもいろんなご意見をいただいています。

また、コロナウイルスに感染し闘病中の方や、悲しい別れを体験した方もいらっしゃるかもしれません。心からお悔やみ申し上げます。

実は今回、「Co-Co Life☆女子部」の取材・撮影は、東京では2月末から3月上旬に実施していました。今、思えば、あの時に取材をしておいてよかった。まだ、東京で感染が本格的に広がり始める前で、外出もできました。

それでも撮影日、取材スタッフや読者モデルさんは、手洗い・うがいをしっかりしたり、移動中はマスクをしたり。細心の注意を払いながら、手早く撮影を行っておりました。

2週間後の3月25日、東京都知事が記者会見を行い「感染爆発の重大な局面です」と発表。「急ぎでない外出を避けていただきたい、できるだけ自宅で過ごしていただきたい」とコメントし、都内に衝撃が走りました。

また翌週の4月7日、感染が都市部で急速に拡大している事態を受けて、首相が会見を行い、東京など7都府県を対象に「緊急事態宣言」を発表。

このあと、テレビや雑誌など多くのメディアが取材・撮影・収録ができなくなり、自宅からのリモート取材や、スマホ動画での出演が増えてきたのは、みなさんのよくご存知のところです。

ワクワクの撮影風景
その後に起こることもまだ知らず……

さて、今回の取材先は、東京・渋谷区の「千駄ヶ谷(せんだがや)駅」周辺。
カメラマンが撮影しているかわいい読者モデルさん♪ 背景に大きく写っているのは、東京オリンピック・パラリンピックが行われる予定だった「国立競技場」です。

この時はまだ「半年後にはいよいよ、パランピックだね〜!」なんて、話していたんです。

しかし、撮影から約半月後、3月30日には「オリンピック・パラリンピックが2021年に延期」という発表がなされました……! 観戦や参加を楽しみにしていた方も多いと思いますが、どうなることやら。

国立競技場のすぐ横に、できたばかりの新しいホテルで、大人シックな撮影を。これは、表紙の撮影中です。

初夏のアイスクリーム!
と思いきや、実は……

初夏のポカポカ陽気の中、アイスクリーム♪ ……に見えますか? 実はこの日、昼間は17℃くらい気温がありましたが、夕方は8℃までが急降下! 曇り空で、朝晩はコートが必要な寒さの3月のある日でした。

夕方の時間帯、コートを脱いで、みんなで歯を食いしばりながら、アイスクリームを食べています(笑) 発行が5月末の「夏号」ということで、薄い初夏の洋服で、「夏」を演じて頂きました。

モデルになるって楽しそうだけど、こういう大変なこともあるんですね〜! 

写真は左から、読者モデルの原田明寿香さん(22歳・脳性まひ)と柿崎万葉さん(34歳・先天性心疾患)、編集長の土井唯菜(26歳・軟骨無形成症)、読者モデルの千葉美希さん(31歳・左片まひ)。みなさん、本当にお疲れ様でした!

編集作業は、4月中〜下旬に、完全リモートワーク方式で実施しました。実は「Co-Co Life☆女子部」編集部は、3年以上前からリモートワークを積極的に取り入れています。

多様性のあるメンバーを擁(よう)する当編集部。スタッフの中には、外出や歩くことが苦手な人、小さなお子さんがいる人、障がいの影響で見えにくい人、東京以外の遠方に住んでいる人など、さまざまな事情があります。

そんなみんなが集まりやすい方式を考えたら、自然にリモートワーク方式になっていました。

今、多くの企業がリモートワークへの移行で苦労しているそう。会社がリモートが普通になると、障がいや難病の人にとって、働きやすい社会かもしれません。

vol.32「夏号」は、5月30日ごろから6月上旬にかけてみなさんのお手元に配送されます。その頃には、コロナ感染症が少し落ち着いていることを祈りつつ! 楽しみにお待ちくださいね。