Vol.11 編集後記 編集長・大部令絵

おかげさまで、Co-Co Life女子部vol.11、無事に発行されました。 編集長としては、ほっと一息……

つければよかったのですが(笑)

実は、制作終了後も、WEB掲載原稿の制作依頼・確認、配送作業…と、作業が続くのです。 それも、地味で目立たない作業が。

日頃、目立つ記事の制作ばかりに注目が集まりがちです。ホームページにメイキングも出してますし。 でも、少なくとも私は、地味な作業も含めてこなせるかどうか、が大事だと思っています。 Co-Co Lifeに関しては、制作はあくまで一部分で、 事務局スタッフをはじめ、率先して地味な作業に尽力くださる方々の存在こそ、欠かせません。 この方々の尽力がなければ、小誌は全国の読者に届かないからです。 どんなにキレイな雑誌を作っても、読まれなければただの紙束です。

各企画の中でも、細々した地味な作業が、実はいくつもあります。 取材交渉、スケジュール調整、情報収集・確認…どれも大事です。 時々、制作スタッフご希望の方の中には、 雑誌制作に対する固定的なイメージと現実とのギャップを大きく感じる方もいるようですが、 実際に関わっていただくことで、固定的なイメージが変わり、 地味な作業の大切さを理解いただければ、と思っています。

「実際に見る、聞く、触れる」ことや、「一緒に何かをする」ことは、 固定的なイメージを失くしたり、変えたりするうえでは有効だと言われています。 これ、Co-Co Lifeの制作への理解に限らないことですよね。 私自身、思い返せば、視覚障がいのある友人がクレーンゲームをするのを見たり、 聴覚障がいのある友人とカラオケに行ったりして、 毎日面白おかしく過ごしていたことが、今に活きているなぁと思っています。

「できない」と思うことも、固定的なイメージをとりあえずどこかにしまって、 他の人から意見をもらいつつ見方を変えれば、何か活路が見出せるかもしれません。

今号も、広告御出稿主様、御協賛くださった皆様をはじめ、多くの皆様の御協賛を賜り、 小誌を発行することができました。篤く御礼申し上げます。

と、いうことで、実際に見て、聞いて、触れるために、残りの作業が終わったら、 ほんのちょっとだけ春の旅を楽しんでこようと思います! 読者の皆様をはじめ、Co-Co Lifeに関わるすべての方々に、素敵な春が訪れますように。

2014年2月27日 Co-Co Life女子部 編集人 大部令絵

その他スタッフ『Vol.11 編集後記』はこちら