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2012-11-21

神田編集長『Vol.2 編集後記』(2012.11.21)

Co-Co Life☆女子部Vol.2の制作が終了いたしました。

今回は創刊号よりページ数が50%も増え、一人ひとりの負担もかなりのものになりました。
けっして、望んでる訳ではありませんが、スタッフにはギャランティ支払いができておりません。全員がボランティアでやってくれています。
ここで、改めて感謝を伝えたいと思います。(いつもは厳しいだけなので…笑)

制作・配布・営業・広報のスタッフのみなさん、ありがとうございました。
また、配布・広報などにご支援いただいている皆様、温かく見守っていただいている皆様にも感謝申し上げます。

健常者には、必要とされる10倍以上の情報が溢れていて、取捨選択が難しいといわれている現代社会ですが、こと障がい者にはまったく情報がありません。
外へ食事に行こうとしても、その店舗が自分にとって利用できるのか?大手グルメサイトを見ても、わかりません。普段使うことの多い交通機関の乗り換えアプリも、エレベータの位置や、鉄道職員の介助などを加味した情報を提供してはくれません。
企業も法律があるので、求人はするが、採用はなかなかしないという現状もあります。(もちろん積極的に雇用して、重要な仕事を任せられる環境を作っている企業もあります)
この負のスパイラルが、彼らが社会に出てくるのを拒んでいます。社会に出てこなければ、インフラは進みません。働かないので、所得も上がりません。所得が少ないので、お金も使いません。使わないので、企業も彼らをターゲットにした商品開発や広告宣伝は行いませんし、情報の提供もありません。情報が少ないので社会に出ません。。。。
障がい者にも、もちろん問題はあるでしょう。

それでも、一生懸命に積極的に外に出て活動している代表が、ココライフのスタッフなのです。こんなに頑張って素敵に、楽しく生きている女性がいることを知ってほしいのです。
そして、誌面を見て、自分にもできるかもと思ってほしいのです。
ご理解いただきたいのは、彼女たちもさまざまなバリアがあるなかで、生きているということです。
障がいがあるということは、外から見えない障がいも背負っている場合が多いです。社会的障がいは言わずもがな、その障がい名以外にも、さまざまなバリアに直面している場合がたくさんあります。

でも、外見だけでは分からないって、人間関係でも、同じじゃないかとも思っています。どんなに仲が良くても、夫婦や恋人、親子、友人、どんな人間関係でも、その人のすべてを知る事はなかなか難しいですよね。相手の立場に立って、もう一度人とのコミュニケーションを見直せば、もっと人は優しくなれるのではないでしょうか?

そういう視点にたてば、もっと便利で優しい社会になるのではないのかなぁと。改善するべきは、社会のハード的な問題より、我々すべての気持ちにあるのだとあらためて思い、一人ひとりが、そういう気持ちを持てるようにするために、少しでも役に立てればと考えています。そして、早くギャランティ支払いができて、このスパイラルか脱却できるようにこれからもがんばっていきます。
この本を手に取っていただいた皆様に、素敵な未来が訪れますように。

                                     Co-Co Life☆女子部 編集長 神田昌彦

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